こんにちは代表のジョニーです。
さて、今回のタイトルを見てギクッとされた方もおられるのではないでしょうか?
家の中を想像された方・・・
ドッグランを想像された方・・・
当然これってどちらでも起こりうるトラブルの一つだと思います。
こういった『呼び戻しても逃げ回って捕まえられないんです』というご相談は意外と多くあります。
ではなぜ逃げるのか??
例えば、
犬が最も捕まりたくない時に限って呼び戻そうとすることが多い。
(タイミングの問題)
過去に何度も似たようなシチュエーションで、呼んでも来ないで逃げ切らせる経験をさせてしまっている。
(良くない経験)
日常的に呼び戻しの練習をしていないのに呼んで戻そうとしている。
(トレーニング不足)
などなど・・・
そもそも犬にとっては楽しい遊びや作業を中断してまでも飼い主の元へ戻るという選択は中々ハードルの高いもの。
その上自慢の脚力と周りの環境を利用して逃げ続けた経験があると、より自分に自信を持ってしまいさらに呼び戻しのハードルは上がります。
しかも普段から呼び戻す練習をしていない犬を刺激の強い環境で呼び戻すのは至難の業ですよね・・・。
いくら大声で怒鳴って呼び続けても同じことが繰り返され、犬の方が飽きて疲れるまでつき合わさせられる・・・なんてことになるのです(;一_一)
ちなみにここでやっと捕まえた犬に対して飼い主が怒りに身を任せ、
『教育的指導という名の復讐』
をしてしまうとさらに関係は悪化いたします・・・。
残念ながら飼い主に復讐をされますと次回はもっと捕まらないよう逆に頑張ったりもします。
(捕まるとひどい目にあわされると経験しますから・・・復讐はしつけではありません(-_-))
ですから負け勝負をしないように人間側も頭をしっかり使いましょう!!
(肉体勝負では分が悪いですから頭ですよ頭!!)
≪負け勝負をしない4つのポイント≫
①呼んでも来ないと分かっていながら呼び戻さない。
(できそうもないことを要求しない!)
②呼び戻しができそうな時にこそ呼び、普段から練習しておく。
(なにごとも予行練習が非常に大事!)
③呼び戻しだけではなく、首輪を持って捕まえるキャッチの練習をしておく。
(人間から近づいて捕まえ褒める!)
④一回やると決めたら最後までやること。途中で諦めない。
(お互いの間で決めるルールは犬よりもまず人間が守ること!)
以上のたった4つのことを意識するだけで愛犬との関係が大きく前進するはずです!(^^)!
いや~シンプルで簡単ですね!!
犬には気合いよりも腕力よりも、根気よく一貫性を持って接してやることが大切です。
そして常に一貫した態度で接することで、犬からも信頼される良い関係を築けるのです!
ということで今回はちょっとしたコントロールのポイントでした~!!!
最後までお付き合いありがとうございました。
代表ジョニー
ドッグトレーニング専門施設「フィールファン」代表 ドッグトレーナー。
犬の内面や行動などを理解し心理的な部分からの問題の改善、飼い主さまと愛犬とのあいだに良き信頼関係を築くことに強いこだわりを持つ。
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