こんにちはジョニーです。
梅雨になりましたね~。
僕の一番嫌な季節です。
湿気と熱気でぐったりしてきますし、髪の毛もボサボサ…。
髪型というと梅雨時期はもちろんなのですが、
そもそもバイクで移動が多い僕の場合はすぐに朝一の
『イケてる自分のイメージ』は簡単に崩れますけどね。(笑)
まぁそれが本当に嫌なら移動手段を変えるとかすれば良いのでしょうけど・・・。
さすがにそこまでのこだわりは全くありません。
「ま、仕方ないか。」で済ませてますね。
この「ま、仕方ないか。」ですが、犬のしつけやトレーニングにおいて
結構気をつけておかないといけない気持ちのひとつなんです。
さて、想像してみてください。
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「ピンポーン!(インターホン)
はーい、少々お待ちを。
ワンワンワンワン!
〇〇ちゃんダメ。静かにしなさい!!!
ワン!ワン!ワンワン! 」
しばらくしてから愛犬を抱きかかえながらドアを開き
「ワンワンワン! すいませんね~うちの子バカなもので。ワンワンワン!
〇〇ちゃん静かにしなさい! ど~も~。」
ドアをバタン。
これは別に誰かがこういうことをしている…とかいう話ではありません。
でもよく目や耳にする光景のひとつではないでしょうか。
たいてい次に出てくる言葉は、
「叱っているけどやめない」
「もともと臆病だから」・・・
などなど。
でも、できればこの行動をどうにかしたいと思っていることも事実です。
ではなぜ、やめさせられないのでしょうか?
もちろん、
・その犬に合った適切な方法と手順でしつけを行うことができていないから。
・犬との間に良き関係ができていないから。
といった理由もあるでしょう。
けれど、それよりも何よりもそもそも、
こっちの方が欠けているのではないでしょうか??
すなわち、
本当に変えようという “意志” (気持ち)
です。
叱っていると一口に言っても色々です。
例えば 『ダメ!』 という言葉を家族全員が共通しているとして、
そこに伴う <気持ち> の部分はどうでしょうか。
「静かにして欲しいけど…(あきらめ)」
「腹立つー!(怒り)」
「どうしよう…(不安)」
「ひゃー!怖い(恐怖)」
「うわ~止まらない~(焦り)」
「人前で吠えるなんて…(恥ずかしい)」
「吠えたらダメだよ~(笑)(どうでもいい)」
・・・
同じ言葉を使っていても、そこにどういった感情を持っているかは犬に対して確実に伝わります。
人間の持つ感情を犬が感じ取っているのは今さら言うまでもありませんね。
きちんとしつけようと頭では思っていても、
飼い主さんの気持ちが不安定だと、真っ直ぐ犬に意図が伝わらず
中々上手くいきません。
僕自身も若かりし頃、トレーニングが上手くいかず
イライラしたときなんかは(上手くできない自分に対してですが)
余計に土壺にはまった記憶があります。
必死になればなるほどってやつです。
ですので、
余計な感情を持って接してしまわないよう・・・
また、惰性になってしまわないよう・・・
何かに取り組む前や迷った時は、
『自分は犬に対して本当に“意志”を見せようとしているのだろうか?』
と自分の心に問いかけてみてはいかがでしょうか。
目標に向かって頑張っておられる飼い主さんをいつも応援しています!!
PS:
<髪型問題の改善策>
①原因を取り除く…A.バイクを捨てる、もしくはヘルメットをかぶらない
→仕事的に無理、ノーヘルは違反行為。×
②髪型が崩れることが両立しないことを考える…A.坊主頭にする
→法的に問題はないが自分のイメージ的にも好み的にも無理。△
③妥協する…A.何もせず現状維持
→無難で努力の必要なし。◎
はい、ということで結論はやっぱり「ま、仕方ないか」で済まそうでした。(笑)
犬との暮らしも「ま、仕方ないか」で済ませられるものは別にそれはそれで良いと思いますよ。
共に楽しく暮らしていけることが一番ですから(^.^)
代表 ジョニー
ドッグトレーニング専門施設「フィールファン」代表 ドッグトレーナー。
犬の内面や行動などを理解し心理的な部分からの問題の改善、飼い主さまと愛犬とのあいだに良き信頼関係を築くことに強いこだわりを持つ。
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