先日、震度6弱という大地震が大阪北部を震源地として起こりました。
朝に突然揺れだし本当にびっくりしましたね。
箕面市はまだマシな方で、茨木市や高槻市の方は被害も大きかったです。
Feel Funにも多くの方から沢山ご心配のお声をいただきましたが
スタッフともどもみな無事です。
ご心配下さった皆様本当にありがとうございます。
施設の方は一部壁がひび割れたところもありますが、
まぁ大丈夫でしょう。
おいおい修繕していこうと思っています。
さて、日本は震災大国と言われるくらい大きな地震は
これまで何度も起きていますよね。
ですが、(人間とはみなそういう生き物かもしれませんが…)
当事者にならないと真剣に考えることができないように思います。
(私自身なんかは特にそうですね)
心のどこかで他人事のように思っていたことは否めません。
そこで今回は、
災害時においてどう行動すべきか?
そのための準備とは?
こういったことを改めてこの機会に考えてみたいと思いました。
さて、皆さんは環境省が発行している
【災害時におけるペットの救護対策ガイドライン】
というものをご存知でしょうか?
ガイドラインの冒頭に飼い主の役割についてこう書かれてあります。
<飼い主の役割>
(1)同行避難
過去の災害において、ペットが飼い主と離れ離れになってしまう事例が多数発生したが、このような動物を保護することは多大な労力と時間を要するだけでなく、その間にペットが負傷したり衰弱・死亡するおそれもある。また、不妊去勢処置がなされていない場合、繁殖により増加することで、住民の安全や公衆衛生上の環境が悪化することも懸念される。このような事態を防ぐために、災害時の同行避難を推進することは、動物愛護の観点のみならず、放浪動物による人への危害防止や生活環境保全の観点からも、必要な措置である
(2)災害避難時における飼育管理
災害が起こった時に飼い主はペットと同行避難することが基本であるため、平常時からそれに備えるべき対策についての意識をもち、ペットの安全と健康を守るとともに、他の避難者への迷惑にならないように努めなければならない。様々な人が共同生活を送る避難所においてペットを飼育する場合は、動物が苦手な人、アレルギーを持っている人等への特別の配慮が求められる。避難所におけるペットの存在が、人々にとってストレスやトラブルの原因となるかどうかは、飼い主自身の意識と、平常時からの備えに左右される。また、通常の環境とは大きく異なる避難生活はペットにとっても大きなストレスとなる可能性があるが、ペットの避難に必要な用具等を準備しておくことや、普段からしつけや健康管理をしておくことで、そのストレスを軽減させることも可能である。
(環境省:災害時におけるペットの救護対策ガイドラインP7~P8より抜粋)
同行避難については、最近特に耳にする機会が増えたように思います。
(愛犬と一緒に避難しましょうねというものです。モチのロンですよね!(笑))
愛犬と離れてしまうことでその後の保護活動への影響、また負傷や死亡、
放浪、望まない繁殖や事故などを防ぐことを目的としています。
そして災害避難時における飼育管理については、
同行避難後の飼育と他の避難者の方との共同生活バランス、
そして愛犬のストレス管理とそのための準備(しつけや用具)
について言及しています。
簡単に言うと、
『事前に適宜準備してトラブルのないようにしましょうね!』
ということです。
愛犬に合わせて最低限必要な用具の準備、
クレートなどでの管理ができるように慣らしておくことや、
過度に吠えてしまわないようなしつけ、
が求められるということですね。
こういったことを口で言うのは簡単ですが、
きちんと具体的にしておかなければ準備はできません。
具体化するためにもA4用紙を一枚用意して、
実際に必要なものは何だろうか?
と考え書き出してみましょう。
『何をしつけるべきか?』
『何を使うべきか?』
『どのように使えば良いか?』
『どこで使えばよいか?』
・
・
・
想像力を働かせてください。
思っていた以上に必要なものが出てくるはずですよ。
一度時間を取ってじっくり考えてみてください。
PS:
記事中で紹介しました環境省が発行している、
【災害時におけるペットの救護対策ガイドラインフルバージョン】
はこちらにあります。
(最初のリンクは一般飼い主さん向けのショートバージョンのものです)
ガイドラインには実際に起きたトラブルの事例なども掲載されています。
そういったことを知ることも大切ですね。
是非この機会に改めて災害時のこと、調べてみてはいかがでしょうか?
代表 ジョニー
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