ドッグトレーニング(犬のしつけ)専門施設(箕面市、豊中市、吹田市、池田市、茨木市、北摂、他)。しつけ教室も。

=072-702-2711

【営業時間】9:00~18:00(定休日:月曜日)

 

大阪府箕面市初の
ドッグトレーニング(犬のしつけ)専門施設
「フィールファン」のブログ

フィールファンのことがすぐにおわかりいただけます!
ドッグトレーニングや犬のしつけ教室、デイトレーニングプログラムの話題も


タグ別アーカイブ: マナー

問題の根源を考える???

 

 

犬の問題行動というと、吠える、引っ張る、飛びつく、咬む、暴れる、破壊する、留守番ができない・・・・・・・・・・・・さらに細かく上げればキリがないですね<m(__)m>でも、そもそもなんでこんな事をするのでしょうか?

 

代表的な原因として・・・

 

①運動不足

②社会化不足

③ルールと管理の不足

④犬種の特性からくる行動

 

といった所でしょうか。

 

 

簡単にそれぞれを解説しますと、

 

①運動不足

解説も何もという感じですが、『日々の生活の中で犬にとって満足できるだけの運動量がない』ということ。

これは個体差(犬種、年齢、性格など)があります。

目安として、散歩から帰り、水を飲んだりした後に落ちついて休むようであれば良い散歩ができたと判断すれば良いでしょう。帰って来てからも元気いっぱいで暴れるようであれば足りないということです。

良くペットショップで「この犬は散歩へ行かなくても良いですから飼いやすいですよ」などと言われて購入した飼い主さんが、家で暴れて大変なんです・・・なんて相談に来られるのも珍しくありません。

犬は動物であって植物ではありませんから運動させなくても良いなどというはずがありません。

こと散歩は犬にとって刺激が沢山あり、五感をフル活用する時間でとても重要です。毎日お庭でボール投げだけをしていれば満足するようなものではありません。

 

②社会化不足

社会化とは『人間社会に対して不安や恐れのないように、また人間と関わる上で不安や恐れのないように経験させ慣らすこと』を指します。一般的に幼少期(3カ月齢程度)が最も慣らしやすく、生後4カ月以降は徐々に受け入れにくくなり、その後年齢を重ねるごとに慣れるまでの時間が必要となります。例えば触られると敏感に反応するのであれば嫌がらない程度に繰り返し触っては褒めてやり印象を変えてやる必要があります。人間に対して警戒するようであれば他所の人から食べ物をもらうなどして慣らします。この様に不安や恐れを取り除いておかなければ後々の問題行動につながるのです。

 

③ルールと管理の不足

家の中、散歩中、公共施設や病院などの人や犬の多く集まる場所、こういった場所での問題ではルールや管理が不足している場合があります。ルールとは飼い主さんが犬をコントロールすることで散歩中はこうしましょう、病院ではこうしましょうといったルールを犬に教え実行します。管理はクレートやハウスなどを活用するなどの物理的な行動の制限をすることです。ルールは犬に根気よく教えなければ理解させられませんし、扱う技術も必要です。そもそも生まれた時から人間都合のマナーを理解している犬というのは存在しません。ルールを教えるか管理するか、その双方が欠けているからこその問題行動でしょうね。

 

④犬種の特性からくる行動

これはその犬種特有の行動からくるものです。例えば牧羊犬種であれば車やバイクなどを追いかけようとしたりする行動が良く出ます。テリア種であれば小さな動くものに対して機敏に反応します。日本犬であれば縄張りを警戒し、知らない人は大抵すぐに受け入れません。こういった行動は誰も教えていなくても勝手にやりますよね。それだけにトレーニングのみならず、色々と手立てを考えて改善する必要があります。このように生まれ持った本能が原因で起こる行動が問題行動として相談されることも多いです。また、先天性のシャイなども問題になります。幼少期から非常に臆病であったりすると社会化するのに非常に苦労します。社会化のジャンルに入りますが、その犬の生まれ持った特性から問題行動に発展するという意味では同じかと思います。

 

 

さて、簡単に4つに分けて考えてみましたがいかがでしたでしょうか。

 

今問題に困っておられる方は、その問題はいったいどれに当てはまるか?を考えるだけでもどうやって改善していくかの指針を決められるのではないでしょうか。

 

単純に日々の運動不足で散歩の量と質を変えただけでガラっと変わるケースもあります。

運動欲求が満たされずに不満が多く問題を起こす犬は沢山いますからね。

飼い主さんが問題を部分的に意識し過ぎているだけで、実は根本は意外とシンプルな問題かもしれませんよ。

 

 

代表 ジョニー

しつけは「ある年齢」を過ぎたらもう無理?

私の仕事は、『人と犬とが共に幸せに暮らしていくためのお手伝いをすること』だと思っています。   犬に関わる仕事と一言に言ってもその幅はかなり広く、様々な使役犬の訓練からショードッグ、保護活動・・・その他全てが犬に関わる仕事です。   それぞれがそれぞれに特色を持っている訳なのですが、時にその犬の年齢でしつけを断られるといった経緯でFeel Funへ相談に来られる方がおられます。…

ú続きを読む

しつけの視点で考える幸せな犬・不幸な犬

さっそくですが皆さんはご自分の愛犬の体を自由に触ったり、動かしたりできますか?     私の周りには人間でいう中高年となり病気やケガなどの治療をしている子達が沢山います。   それぞれ少しでも改善するために飼い主さんは必死に努力されています。     そこで感じるのが、その改善速度や結果をより良いものにするためには獣医師さんの力だけではダメで、飼い…

ú続きを読む

逃げ回って捕まらない!?

    こんにちは代表のジョニーです。         さて、今回のタイトルを見てギクッとされた方もおられるのではないでしょうか?       家の中を想像された方・・・   ドッグランを想像された方・・・     当然これってどちらでも起こりうるトラブルの一つだと思います。 &…

ú続きを読む

散歩中は我道を行く・・・

  暖かくなったかと思えばまた寒の戻りで体調がおかしくなりそうです(-_-;)   でもこの過ごしやすい季節は散歩へ行くにも時間を選びやすく人も犬も共に楽しめますね~(^O^)     さて、皆さんは『排泄アウトオブコントロール』という言葉をお聞きになったことがありますでしょうか?   あまり聞き馴染みがない言葉かもしれませんが、簡単に説明すると「…

ú続きを読む

毎週日曜日は?!

  パピークラスです!! 本日は犬の体を扱う練習&お手入れでした( ..)φメモメモ お手入れと言えども、ただブラシをかけれればいいのか・・・ただ爪を切れればいいのか・・・ただ歯を磨ければいいのか・・・ と言えばそうではありません。「慣れさせること」「諦めさせること」「受け入れさせること」「納得させること」 これらのことが出来ていなければ今後愛犬と暮らしていくうえで必ず支障がでてきます。…

ú続きを読む

仔犬の<しつけ>は6ヶ月齢になってから!?

ご相談に来られる飼い主さんによく言われるワードのひとつに、 「6ヶ月くらいから躾を始めないとイケナイと何かで読んだ。(人に聞いた)ので、躾を始めたい。」 というものがあります。 たしかに、犬関連の本やインターネットでそのような記述があることは、しばしば・・・ 何故、そのように言われているかと私なりに考えてみました。 犬が仔犬から成犬へのステップを上っていく過程で様々な感情・行動の変化があります。 …

ú続きを読む

首輪を持たれることが嫌い!?

こんにちは。 今日はしつけクラスとパピークラスが行われました。 パピークラスではリードや首輪を持つこと、体を触られることに抵抗を感じている仔犬達が多く見受けられます。 まだまだ仔犬ですから、「拘束」されることに抵抗するのは当たり前!と飼い主さんには理解して頂き 「首輪を持つこと」「リードでコントロールすること」「体を扱うこと」について慣らしていくよう練習してもらっています。 今日のメンバー犬の中に…

ú続きを読む